Christopher Dowd
1979–1994 2018–present (guest 2009, 2010, 2016)
Vocals, Keyboards, Trombone
ラスベガスに生まれ、ロサンゼルス、アーカンソー、ワシントン州トライシティーズと、アメリカ各地を転々とした幼少期を送る中で彼は多様な文化とサウンドに触れながら育った。中学時代にロサンゼルスでケンダル・ジョーンズと出会いパーラメントなどのファンクに影響を受けて「いつか一緒にバンドをやろう」と意気投合。やがてそれが現実となり、Fishboneが誕生する。
ダウドの家には地元の若者たちが自然と集まり、音楽を通じた交流が生まれていった。そこから初期メンバー6人が絞られFishboneの礎が築かれる。彼が一時ワシントン州に移った後も仲間たちは練習テープを送り続け、彼の帰還を待ち望んだ。そして高校最終学年に再びL.A.に戻りバンドは本格始動。伝説的なパンク・ライブハウス「Madame Wong's」での初ライブ(※Fishbone前身のバンドMEGATRONS名義)を皮切りに、カオティックかつスタイリッシュなパフォーマンスで注目を集めていく。
ダウドの音楽には、ロサンゼルスの荒んだ現実、トライシティーズでの人種差別、そしてサバイブする若者たちのリアルな感情が色濃く刻まれている。彼のプレイはしばしば強烈であると同時に繊細かつメロウで、音楽的レンジの広さを象徴している。
Fishbone一時脱退後も音楽活動を継続し、2000年代には「The Seedy Arkhestra」などの活動で独自の世界を展開している。このユニットでは1997年にアルバム『Puzzle 』をリリースしている。バンド名は彼が敬愛するフリージャズの巨匠サン・ラが自身のバンドを「Arkestra」と呼んでいることに由来しており、ダウドの深い音楽的造詣を示している。
このアルバムでは、スカ、レゲエ、R&BなどFishboneのサウンドに通じる要素もありながら、より内省的で繊細な表現が際立ち、ラヴァーズ・ロックのようなスローテンポの楽曲で彼の柔らかな一面を披露している。ジェフ・バックリーがDespite The Tearsで共作・参加しており、N'dea Davenportといった才能豊かなミュージシャンもゲスト参加している。これらはダウドの音楽性の幅広さと彼が築き上げた音楽的つながりを示している。
2024年にはSeedy ArkhestraのアルバムPuzzleのアナログ盤(初のビニール盤化)がA2判両面ポスターとリヴィング・カラーのコーリー・グローヴァーによるライナーノーツ付きにて再発。
また、オリジナル・ギタリストのケンダル・ジョーンズとのユニットThe Dowd JonesやThe Ultrainfidelsといったサイドプロジェクトでも活動し、アリス・イン・チェインズのジェリー・カントレルのツアーサポートを務めるなど多岐にわたるコラボレーションなども行っている。
The Ultrainfidels - Cubicle
※2023リリースのFishbone - EPに収録されている原曲 クリス節炸裂!
Other Works
Discogs
soundcloud
Escape Hatch Records
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